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2019.03.292018年度、1年間応援ありがとうございました!

2018年度も残りわずかとなりました。今回はシチズン卓球部メンバーに2018年度を振り返ってもらいました。卓球部メンバーそれぞれの印象的だった出来事をご紹介します!

【7月】 全日本実業団選手権 優勝

7月、全日本実業団選手権で30年ぶりの優勝を果たしました!
8月には祝勝会を開催。30年ぶりの優勝ということもあり、多くの社員が卓球部を祝福しました。

伊藤監督のコメント
2018年度で最も印象に残っているのが、全日本実業団選手権優勝ですね。
ただ30年ぶりの優勝ということではなく、前期日本リーグで優勝を逃し、背水の陣で臨んだ決意の大会でした。選手の頑張りに感謝です!

森田選手のコメント
30年ぶりの快挙ということで、会社も私自身も、待ちに待った優勝でした。
3数えきれないほど悔しい思いをしてきたので、あの時の優勝の感動は一生忘れることはないと思います。
3また、シチズン創業100周年にも花を添えることができ、大変嬉しく思いました。

御内選手のコメント
全日本実業団選手権前に行われた前期日本リーグでは、優勝目前でまたも逃してしまい、ずっと優勝を目標にやってきて、届きそうで届かなかったので、今までやってきたことが報われたように思いました。
この優勝は入社後一番の喜びかもしれません。

【11月】 後期日本リーグ 優勝

後期日本リーグで23年ぶりの優勝!
夏の実業団選手権に続いて今年度2度目の優勝となりました。

御内選手が最高殊勲選手賞、上村選手が新人賞を獲得しました。

【12月】 ファイナル4 準優勝

ファイナル4で初の準優勝を果たしました。
12月10日には、西東京市を表敬訪問し、後期日本リーグの優勝とファイナル4の準優勝の報告を行いました。

上村選手のコメント
私は、優勝した大会も印象的ですが、ファイナル4の決勝戦での敗戦が一番に思い浮かびます。
前期日本リーグでの準優勝は、入社して右も左もわからない状態での敗戦でしたが、ファイナル4では森田さんにとって最後の団体戦でもありましたし、自分の中である程度団体戦の手応えを掴み始めての決勝敗戦だったので、悔しさもあり印象に残っています。

来年度もよろしくお願いします!

4月に上村選手を新メンバーに迎え、2018年度は団体として2度の優勝を経験することができました。また、試合だけではなく、シチズングループのある地域での卓球交流会や地元中学校への訪問、国際貢献活動などを通し、卓球を通して多くの方と触れ合うことのできた1年となりました。
1年間、本当にたくさんの応援をいただきありがとうございました。来年度もシチズン卓球部への応援をよろしくお願いします!

今後の予定

■第28回日本卓球リーグ選手権・ビッグトーナメント奈良大会

日程 4月18日(木)~21日(日)
会場 ジェイテクトアリーナ奈良 奈良県橿原市

2019.03.28ブータンに追加支援として卓球ボールを送りました!

3月11日~16日、ベトナム(ホーチミン市、ダナン市)を訪問し、卓球支援交流活動を行いました。昨年ベトナムを訪問した際、1都市だけでなく複数都市でも卓球支援交流活動を実施してほしいと依頼があり、今回はホーチミン市、ダナン市の2つの市で活動を実施しました。

■参加者
伊藤監督、御内選手、上村選手

ダナン市代表選手との合同練習では、基本技術や普段行っている練習の紹介、交流試合などを行いました。ホーチミン市では、昨年同様に障がい者施設を訪問しました。選手と打ち合う際も、積極的に質問や要求をする姿勢が印象的でした。また、ホーチミン市でも市の代表選手と合同練習を行いました。交流試合や模範演技、多球練習指導など、盛りだくさんのメニューを消化しました。

昨年同様、ラバーやTシャツ、ユニフォーム、タオルなどの寄贈も行いました。
このような国際貢献活動は、現地に直接行くことでしか知り得ないことや、人と人が対面してこそ分かり合えることも多いと実感しています。引き続き、国際貢献活動を継続していきたいと思います。

2019.03.28ブータンに追加支援として卓球ボールを送りました!

1月末にブータンを訪問し卓球の交流をした際、ボール不足を感じました。
ブータンではボールが少なく、1球ミスをするとボールを拾いに行かなければいけないため、連続で打つことができません。ある程度連続で打って、打球感覚を掴んだり、教える方もこのタイミングで教えた方が伝わると思っても、止まってしまいます。
これでは強化のスピードも半減すると思い、技術力を高めるためには、ボールが必要不可欠であると感じ、日本に帰ってから追加支援をすることを決めました。追加支援は1月末に一緒にブータンに行った協和発酵キリンと行いました。

今後このボールを使用し、ブータン卓球が発展することを願います。

■送付内容
卓球ボール 1,800個
協力会社 協和発酵キリン
  • ブータン選手からのお礼
  • ボール送付段ボール箱

2019.03.14森田選手 お疲れさまでした! ~卓球人生を振り返って・後編~

前回に引き続き、18年におよぶ卓球人生を森田選手に振り返ってもらいました! 今回は後編をお届けいたします!

  • Q:
  • 卓球を始めた頃の自分に声をかけるとしたら何と声をかけますか?

森田選手(以下、森田):テニスを始めて、四大大会制覇を目指せ!と言うと思います。
卓球は細かく、繊細な技術が必要とされ、もちろんフィジカルも大切ですが最も感覚が要求されるスポーツの1つだと思います。私自身、感覚よりもフィジカルを全力で使ったスポーツの方が合っているように感じています。今はテニスブームということもあり、浅はかな考えですが「ラケット+フィジカル」となればテニスという結論になりました。あと賞金額も数十倍違いますので(笑)

  • Q:
  • 森田選手にとって「卓球」とは?

森田:卓球は生涯スポーツとして、小さな子どもからご年配の方まで幅広い方々と卓球で触れ合う機会があります。卓球のおかげで色々な方と出会い、全国どこに行っても友人や知り合いができました。たくさんの出会い、繋がりは私にとって宝物です。また入社当時は、学生時の甘い考えが抜けなかった私に、時間を割いて指導して下さった監督や先輩方には感謝でいっぱいです。卓球を通じて様々なことを学び、人間的に大きく成長することができたと思います。
卓球は「出会い」と「成長」を私に与えてくれたと思います。

  • Q:
  • 今後の抱負は?

森田:卓球で学んだこと、身に付けたことを今後は業務に活かしていけたらと考えています。
現在、引退した先輩方も業務で活躍されている方が多く、卓球で勝たなければならないプレッシャーから解放されたと思っていたら、次は先輩方のように業務で活躍できるのかという不安やプレッシャーがあります。しかし、このような部分も歴史あるシチズン卓球部の良さであり、伝統ではないかと思います。何ができるか、何をしなければいけないかをしっかり考え、積極的に業務に取り組んでいきたいと思います。卓球の次は私も業務の面で先輩に追いつき、そして追い越し、少しでも早く後輩たちのお手本になれるように日々、精一杯頑張っていきたいと思っています。

  • Q:
  • 今まで応援してくださった方々へメッセージをお願いします!

森田:本当にこれまでたくさんの温かいご声援をありがとうございました。
ここまで私自身が頑張ることができたのも皆様の応援とサポートがあったからだと思っています。
何気なく始めた卓球を18年間も続けることができるなんて夢にも思っていなかったです。18年間、卓球と向き合い、真剣勝負ができたことはとても幸せなことだと思っています。優勝が近いようで遠く、苦しい時には温かいお言葉をかけていただいたり、優しく見守っていただき、心底救われる想いでいっぱいでした。
「卓球選手は卓球で恩返しするしかない!」と思っていたので、何とかして優勝したい、結果を出したいと試行錯誤を繰り返しました。それでも優勝できず、試合後にチームメイトの前で言葉にならないぐらい大泣きしたことを覚えています。そんな苦しい時期も今では良い思い出であり、人生の糧になると思います。
得意なことから一転し、今後は新たなことに取り組んでいくことが多くなると思います。そこで今まで卓球を通じて学んだことを活かして、慣れないことにも積極的にチャレンジしていきたいと思っています。
全日本選手権が終わり、今後はどのような目的で目標を立てれば良いのか戸惑っていましたが、今まで色々な方に頼ってきた分、これからは色々な方に頼られ、必要とされる人になることを目標に努力していきたいと思います。
シチズン卓球部に所属しながら成功と失敗を繰り返してきたからこそ、このような目標を立てることができたのだと思います。卓球界もプロ化が進む中でシチズン時計に入社し、歴史ある卓球部の伝統や意思を受け継ぎ、卓球と仕事の両立をモットーにここまで頑張ってこれたことを幸せに思います。
今後もシチズン卓球部の応援を宜しくお願いいたします。

2019.03.08森田選手 お疲れさまでした! ~卓球人生を振り返って・前編~

交流会で恒例だったスパイダーマン!

1月の全日本選手権をもって、現役選手を引退した森田選手。18年におよぶ卓球人生を振り返ってもらいました!

前編・後編の二本仕立てでお届けします!

  • Q:
  • 全日本選手権お疲れさまでした。最後の大会となりましたが、どのような思いで臨みましたか?

森田選手(以下、森田):9年間、シチズン時計でプレーできた想いを全力で表現したい!と臨んだ最後の大会でした。あっという間の9年間でしたが苦しくて、辛いことが多く、何度もプレッシャーに押し潰されながら勝つことができず、落ち込むことも多かった思い出があります。特に理由もなく、何気なく始めた卓球。そんな卓球を社会人になってからはプレッシャーもあり、責任のある仕事として取り組む中で楽しいと思えることはなかなかありませんでしたが、最後の全日本選手権ぐらい「卓球を自分らしく楽しむ」をテーマに掲げ、1球1球噛みしめながらプレーできたことを幸せに思います。

  • Q:
  • 大会が終わり、今の心境は?

森田:何一つ悔いはありません!清々しい気持ちでいっぱいです。
今までは良い試合、悪い試合問わず、試合後は「あの時このプレーをしていれば…この選択をするべきだった…」という反省が自然と浮かんできましたが今回に限ってはそのような想いは一つもありませんでした。全てのプレーに全力を注げた証拠だと思います。
色々な方に最後の全日本選手権が終わっての心境を聞かれることが多くありますが清々しい顔で「もう全くラケットを握りたいとは思いません!」とお答えしています(笑)

  • Q:
  • 卓球をはじめたきっかけは?

森田:両親が卓球をやっていたわけでもなく、卓球をやりなさいと言われたわけでもなかったです。
卓球は年に一度、田舎町の小学校対抗の卓球大会があり、その時だけ体育の授業や、夜に体育館に行き、遊びながらやっていたぐらいでした。習い事は4年生からバレーボールをやっていて、自慢ですが石川県では3位でした(笑)中学校に入学し、部活もバレー部に入部する予定でしたが1年生の時の担任の先生が偶然にも卓球部顧問の先生でした。入学直後の個人面談の際に「お前は卓球部に入れ!」と強く勧められ、断ることができず入部し、本格的に卓球を始めることとなりました。ただ当時通っていた中学校は地元では昔から卓球部が強く、友達も多くいたので切磋琢磨しながら頑張ることができました。始めたきっかけ、いつから始めたかを聞かれることは多々ありますが、この通りに伝えています。
ここまで自分が卓球を続けているとは思ってもみませんでしたし、そんな素晴らしいきっかけを与えて下さった当時の担任で卓球部顧問の先生には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

新人賞を獲得した森田選手(2010年)
  • Q:
  • シチズン卓球部に入りたいと思った理由は?

森田:学生の時に見たシチズン卓球部のイメージは優しい先輩が多く、ユニフォームも爽やかでカッコいいイメージがありました。
また将来を見据え、卓球と仕事の両立をモットーに文武両道で行っている部分に最大の魅力を感じました。
どちらも疎かにせず、辛くても両立することで人間的にも成長し、卓球の成績へと結びつけていくことをシチズン卓球部に入部し、実感しました。また、「CITIZEN=時計」というイメージが浸透していましたのでお世話になった方々に恩返しとして時計のプレゼントをしたいという想いがありました。

プレー中の森田選手(2010年)
  • Q:
  • 一番心に残っている試合や大会は?

森田:この質問されると一番困ります…(笑)
悔しい想いを山ほどしてきているので心に残っている試合はたくさんあるのですが…まず個人戦では、4年前の全日本社会人選手権で準優勝、全日本選手権でベスト8に入れたことです。準優勝になった全日本社会人選手権では地元の石川県開催だったため家族、親戚、友人、知り合いが応援に来てくれる中、ものすごいプレッシャー背負って試合したことを覚えています。しかし、そのプレッシャーを乗り越えることで自信となり、同年の全日本選手権では最高のパフォーマンスを発揮することができました。団体戦では何を取り上げて良いのか迷いますが、岩手県水沢市で開催された全日本選手権団体の部の決勝です。チームは2-0でリードし、3番手が私でセットカウント1-0の7-3から逆転負け。結局チームもそこから逆転され2-3で敗退。
私が相手に勢いをつけ、敗退する要因を作ってしまったので、その試合からしばらくは同じシーンが夢に何度も出てきて、後悔しても後悔しきれない程、立ち直るまで時間がかかりました。
2018年度では全日本実業団、後期日本リーグで団体優勝を2度も経験し、今までの悔しい想いを払拭することができました。18年間の卓球人生を悔いなく終えられることはこの1年がとても大切で大きな意味を持っています。

次回は後編を更新します!お楽しみに!

全日本実業団選手権 優勝(2018年)